『水洗炭事業③』 ~当社独自の選炭プラント~
今回は、選炭プラントについてご紹介します。
我が国は、1968年(昭和48年)のオイルショックを契機に海外炭・石油・原子力等々の輸入エネルギーが主力になり、
国内炭は安価な海外炭との競合に押され、日本の石炭産業は道内で僅かな炭鉱を残すのみとなりました。
旧産炭地では、今も石炭時代のズリ捨場が巨大なズリ山となって残っております。
by sachico.m
ズリ山(原炭)からいかに効率よく石炭を回収するか…
ということが、事業開発当時の重要なポイントでした
当社は、炭鉱跡地を利用し、プラント機械メーカーの技術協力と
炭鉱技術経験者を中心に試行錯誤のうえ、立地条件を生かした
水洗式の高性能選炭プラントを完成させました
水洗式高機能性選炭プラント
このプラントでは、原炭を一時間に50トンの受け入れ能力をもっています。
原炭を運ぶところ 原炭を原炭ビンに入れるところ
このプラントでは、年間25万トンのズリ原炭から4万トンの精炭を回収することが可能です。
さらに 微粉炭の回収槽を付加することで、歩留りを高めることができる経済性も備えています。
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投稿者:玉田産業 | 日時:2009年2月26日