『水洗炭事業①』 ~ズリ捨て山から資源回収~
当社の水洗炭事業をシリーズで紹介します。
当社では、旧産炭地に残されたズリ捨て山の活用に着目し、
エネルギー源の確保という目的をもって、1981年より
独自の「水洗炭システム」の操業をしております。
ズリ捨て山の再開発は、リサイクル燃料源(石炭)として希少です。
また採掘跡地の植林事業は、地域の緑化推進活動にもその役割は
重要で、皆様と共に実りある環境づくりを目指し、努力しております。
今回はズリ捨て山についてです。
by sachico.m
ズリ捨て山から資源回収
北海道の石炭産業は、エネルギー革命以来、残念なことに衰退の一途をたどり、大手炭鉱を始め多くの炭鉱が閉山し、産炭地の過疎化現象とともに地域経済に大きな打撃を与えました。
旧産炭地では、かつて黒いダイヤと呼ばれた石炭時代のズリ捨て場が巨大なズリ山となって、今もその面影を覗かせています
← ズリ捨て山
道内のズリ山の集積量は、実に数億トンにのぼるといわれています。
当社は、早くからこのズリ山の資源開発に積極的な取り組みを行い、ズリ山から回収したズリ炭(原炭)を水洗式選炭システムにより、現在では年間約2~3万トンの精炭(水洗炭)を生産しています。
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投稿者:玉田産業 | 日時:2009年2月13日