継続は力なり…
学生だったころ、父によく「勉強しなさい」と言われた。
基本的には、負けず嫌いだった私だが自慢げに言うのもおかしいが、勉強だけはしなかった。
コツコツ努力することも、未だ苦手である。物事に対して瞬発力はあるのだが持続力がない…。
そのくせ、学生の頃は100m走を10回走るなら1㎞走が良い。なんていつも楽な方ばかり選んできたように思う。
ただひとつ「継続は力なり…」という言葉だけは本当だな。と思うことが私の人生においていくつかある。
by sachico.m
私は、ありがたいことに生まれた時からおデブちゃんだった。 そんな私にも中学生のころは「痩せっぽっち」の黄金時代があった。
あの時は、太るなんてこれっぽっちも思いもしなかった。 中学を卒業して高校生になったとき、バレーボール部に入部した。部活は思ったよりハードで、疲れるより先に「お腹が減る」の方が私の意識に入り込んでいた。
下校時、帰路の途中に商店があったので思わず、アーモンドチョコレートを買いこみ食べながら帰宅した。なんとも美味しく癖になっていった。 そこから怒涛の食欲が始まるのである。
まず朝食を食べ、2時間目が終わった頃に早弁用のお弁当を食べ、昼休みに普通のお弁当を食べ、食べ終わった頃に売店に行き、菓子パンを購入し、部活の前に食べる。そして部活が終わったあとにチョコレートの買い食い。帰宅してからは昼ごはんのあと何も食べていないかのように夕食を食べた。
そんな生活を1年半続けたとき修学旅行があった。
修学旅行から戻り、楽しみにしていた写真を見て愕然とした。
「一体このおばちゃんみたいな人は誰だ?」と思ったとき写真の人物が私と同じ鞄をもっていた。
「えっ~これが私?」写真を見るまで自分が太っていったということに気がつかなかった。
黄金時代の体重よりも25kgぐらい体重が増えていた。 つくづく「継続は力なり…」ということを思い知ったのであった。
一年半かけて除々に太っていった体重は瞬発力で10kgぐらい落としたものの、もう時すでに遅し…
そのあとは、今はやりのメタボリック人生を歩み続けている。私のお年頃はいつになったら来るんだろう。 と思いながら青春時代が終わっていった。それでも未だに「お年頃が来る」と信じている。
継続することは、意識するとかなり難しいと思う。
美味しいから、楽しいから、と思うと楽にできる。このブログも頻繁に書いているのだが、毎日の出来事の中で楽しいことを書いている。(いつも好き勝手なことばかり書いていていいのかな?と思いながら)
私はいつも「何か楽しいことはないかなぁ…」と口癖のように言っている。仕事も楽しくやらせてもらっている。一度だけの人生だから今を楽しまずにいつ楽しむのか?と思いながら…
楽しい人生も継続すれば力になるんだろう… と思うとワクワクする。
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