この店の“水炊き”は“水だき”と読む!? 博多 『新三浦 天神店』
これで4ネタ目となりました長崎・福岡の旅食ネタです。
いよいよ後半でございます。
九十九島での絶品カキ、それに佐世保バーガーを満喫した後、
休む間もなくレンタカーを返却し、すぐさまJR佐世保駅へ直行。
そして、そのまま福岡へGO!
博多駅に着いたのは確か18:00過ぎ。
駅近くのホテルのチェックインをチャチャッと済ませ、
19:00より予約してあった天神ビル地下の水炊き店へダッシュ!
『新三浦 天神店』
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2-12-1 天神ビルB1F
℡092-721-3272 http://rp.gnavi.co.jp/sb/3017245/
このお店は、1910年(大正43年)開業の超老舗高級料亭の支店なんですが、
本店より安く、かつ、手頃なお値段で博多名物の水炊きが楽しめるそうなんです。
っが、しかし、、、
お店の中に入った瞬間…と言うより…、むしろビルの地下におりた瞬間…、
なにかトンコツに似たような匂いと言うか…、なんと言うか…、
我々のような北海道人にはなかなか馴染めない独特の匂いが漂っていまして…、
一瞬チュウチョしたものの「これも旅の思い出のひとつ」と、自分に言い聞かせて店内へと進入。
週末であったせいか、店内は超満席状態。予約を入れておいて正解でした!
仲居さんに案内され奥の個室小上がりへ。
そして最初に出てきたのが写真↑で、鍋の中には白く濁ったスープと骨付きの鶏肉が。
このお店では、鶏ガラだけを長時間煮込むことにより、
スープが白濁していることから「水炊き」を濁って「水だき」とよぶそうなんです。
スープの中から所々アタマを出しているのが鶏肉です。
このお店での水炊きの食し方は、まずスープのみを塩溶きでいただくのがルールのようです。
濁ってドロドロこってりの見た目とは裏腹に、アッサリかつコクがあって旨い!
気が付くと、馴染めなかったあの独特の匂いが、自分の中ではイイ香りへと逆転。。。
注文したのは水炊き¥3,150コース。
写真↑(左)は、オプションの鶏つくねを入れたところで、(右)は更に野菜を乗っけたところ。
これをポン酢で食します。
実はですね、、、
本当は肉を全部食べ終わってから野菜を乗っけるのがこのお店のルールのようでございまして、、、
仲居さんの目が届かない間に、ついつい肉と野菜いっしょに食してしまったんです。。。でも旨かった!
そして最後の〆は雑炊orスープかけごはん。我々は雑炊でいただくことに決定。
しかし、ここで問題が発生!
最初にいただいた塩溶きスープが余りにも旨くて、、、
その後もスープのみで何度もいただいたりとか…、
ポン酢の代わりに塩溶きスープで食したりとか・・・、そんなことを何度も繰り返しておりましたら、、、
雑炊用のスープが足りなくなる事態となり、そして仲居さんに怒られて…、
やむなく、またオプションでスープを追加。
まさかスープもオプションだったとは。。。
うん~、まぁでも北海道では味わうことの出来ない「水だき」の初実食…最高でしたわ!
串焼き、唐揚げ…etc、サイドメニューも充実してましたよ。
お見事、絶品です!