当ブログは岩見沢建設協会が提供する岩見沢生活空間創造システムを使って公開されています。
豊穣の 彩そめあげて
輝ける
小林檎いくつ カラコロ笑う
手の平に きらめく星座
受けとめて
ひと片ふらす 真白き大地
紫陽花の 生きゆく想い
深まりて
花色変えて 神無月なる
紫の香りを風に
解きはなち
ラベンダー語る 今日の充足
澄みわたる 五月の空に
逝きし人
彼方のびゆく 鉄線のつる
雛の日は 桃の香抱いて
揺れてみる
雪嵩溶かす 春告げの彩
言葉には 出さない祈り そっともち
あおぎみている 冬の星空
助詞ひとつ 使いあぐねる
時間をもち
秋色染める 今日という日は
吾亦紅
迷える秋の声を聞く
紅いろの 立位置求む
幾たびの 春夏秋冬
超えてきし
この夏掴む はくさんふうろ
諦観の境地にいまだ遠かりし
緑の初芽 いとしと想う
山椒のつぼみ黄色くふくらみて
日付を記して 春巡り来る
凍て道を 歩む先には
夢紡ぐ
春の貴女に 文したためる
雪溶けの坂を下りれば
春待ちの
君へとつなぐ 一本の道
変わるもの 変えられないもの
選りわけて
新春に舞う 雪の花びら
幼児の 笑い声だけリボンかけ
白き手紙は 聖夜に降りて
こころねに 己を飾る 欲ありて
自戒の幾つ 枯葉にのせる
懐の深さを測り 語るとき
くれない
窓辺の秋は 紅色とせむ
熟すまま 夢のあれこれ 温めて
蔓梅の赤 はじけ舞ゆく
夏の日の たった一つのこだわりを
虫の音 語る
秋のはじまり
深々と
熟考の先 稔る実は
七色となり 決断を聞く
打ち上げの
花火の音に消えゆくは
うちわに揺れる 北の夏時
山の辺に 夏追いかけて
咲きほこる
小さき花の 囁き聞こゆ
一輪の しらねあおいの佇まい
薫る初夏へと 静かに咲きて
おさなご
幼児の りりしい力 みなぎりて
天に届くよ 明日への希望
ほんのりと 桜のつぼみ
ふくらませ
北国の春 今日よりスタート
春待ちの 願いを込めて
豆をまく
淡雪透けて 光がゆれる
グランドの
真白き景色 輝きて
大吉を引く 今年こその春
かけ登る
錦の色を競いあう
長く伸びゆく 影法師追い
訪れる 豊穣の時
待ちわびて
秋色実る 野ぶどう一枝
つる梅は 明日をつかむ
蔦のばし
澄みゆく空に 初秋知らせ
秘そやかに 紅く染まりし
風が奏でる ふるさとの声
この夏の
知らせの一つ 紫陽花は
秘めたる想い 七色に染め
露草の
儚き雫 したたりて
源氏の君の名前を呼びて
青楓
竹コプターの実をつける
夢を飛ばして 北国の夏
おまかせに
鉄線の蔓 伸びゆきて
自由なる声 空にも届く
本日、うれしい訪問があった。
当ブログをいつも見ていてくれて、「じかに生花を観てみたい」と、びっくり仰天の訪問者は岩見沢建設協会のMさんであった。
いつも、業務に関係のない生花の写真と言葉を載せているが、「実際に見ている人はいるのだろうか?」といつも思っていた。
花を生ける者・文章を考える者・写真を撮る者 3人とも うれしいやら恥ずかしいやらのひと時であったが、
これからのより一層の励みとなった。
・・・・・そして今回の写真を撮るとき、心なしか緊張している私がいた。
たちまちに 一日の過ぎ
決断の こぼれる先に
鉄線の蔦
新緑の輝きは さわやかな風にのり
心の中に癒しを運んでくれます。
もうすぐ「母の日」
遠い昔
母の手を握ったあの日を想ってみる
初夏でもあります
新しいことの始まりを
期待する4月
きっと きっと 良いことが
待っている4月
淡いピンクのチューリップが
やさしく揺れる4月
明るい気持と 幸福を求め
黄色のカラーを活けました
ほんの少し 心を癒し
朝(あした)の希望を願う 一日です
少しずつ
光の力が増してきました
雪柳の一片 一片に
春の想いが咲いてゆきます
2009年の幕開けは
椿一輪
ささやかに花開くのを待つ1年です
北国に暖かい陽射しがありますように
獅子頭に願いを聞いてもらいます!
ひとひらの 落葉が作る 物語
誰にも告げず 完結の冬
十一月になりました
そこまでやってきた銀世界を想いながら
赤い小リンゴを南部鉄器にさしてみます
もうすこし もうすこし
暖かい赤を抱えます
黄金色の稲穂が田を埋めつくし
真直ぐに伸びた芒が美しく輝くとき
人は風に向かって
秋の恵みを感受します。
味覚の秋に加わる一つに林檎がある。
口の中に入れると甘酸っぱく広がるのは何の種類だろうか?
赤い小さな小林檎の実が
遠い昔の思い出を揺らしながら語り出してくれます。
山々の彩りが 一層鮮やかになりました。
蔓梅もどきのつたが絡まりながら黄色の実をつけています。
やがて はじけ赤色に変る頃
北国に霜の便りが届きます。
ふもとにまで秋がおりてきました
歩道を埋める公孫樹の黄色
色鮮やかな赤が頬を染める頃
北国に早い秋が訪れています
黄金色の稲穂が風に揺れています
透明な空気に 真赤な木の実が
たわわにゆれる秋です
夏の間 競って咲いたバラは
秋になると赤い実をつけます
今年の思い出を
名残りの赤で終わろうとしています
赤く熟した実の中を空にして
吹き鳴らした記憶は
遠い昔の思い出かもしれません
秋色に輝く赤です
煌きの月出ずる 十五夜
静かに祈りの境地に誘われます
赤く丸い山ぼうしの実が
月明りに照らし出されています
本格的な物想う秋に
なってまいりました。
水引草に結ばれるのは
貴方の心でしょうか…。
コロコロと
どんぐりの実が遊びだし
吾亦紅のやさしい赤が
ゆっくりと秋色に
空気を染めていきます
早すぎる 彩づきに
野の花を愛で
万葉の歌を巡る季節です
風が少~し ひんやりとしてきました
澄みわたる空にまぁ~るい月が
くっきりと輝いています
僅かな夏が零(こぼ)れるように
終わろうとしております
トンボの飛来に
白玉の実が秋の助走を囁いています
さ く ら
サクラ咲いた! 高校、大学と合格発表のシーズンです。