Home> ブックレビュー > 浅田次郎: 流人道中記(上)

浅田次郎: 流人道中記(上)

20230327083928万延元年(1860年)。姦通の罪を犯した旗本・青山玄蕃に奉行所は切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。「痛いから嫌だ」。玄蕃は蝦夷松前藩へ流罪となり、押送人の見習与力・石川乙次郎とともに奥州街道を北へ歩む。口も態度も悪く乙次郎を悩ませる玄蕃だが、道中行き会う事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。

2023年2月25日 初版発行

Index of all entries

Home> ブックレビュー > 浅田次郎: 流人道中記(上)

カテゴリ
アーカイブ
購読
Powerd By

Return to page top