ペテカリ岳
- 2020年10月 6日 08:25
- 山行記録
ペテカリ岳(1736.2m)-西尾根コース
2020.9.19 神威岳山荘手前林道駐車スペース 12:40S~乗越 14:15~ペテカリ山荘 16:25
神威岳山荘には1台しか駐車していませんでした。少し戻って川に降りる林道の駐車スペースに車を止めました。
5台ほどの先客です。
いきなりの渡渉です。前日雨が降ったためか膝までの渡渉です。
見た目より水に勢いがあります。
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後は川に沿って歩きます。川は次第に狭くなり沢になります。
本日の沢状態だと沢シューズが正解です。ほとんど沢の中を歩きました。
歩きやすい沢で1ヶ所だけ小滝があります。見逃すかもしれません。
ここは右岸に巻道があります。
乗越は砂交じりの泥壁で急ですが、ロープがフイックスされています。
乗越の下りも同じようにフイックスがあります。降り切るとトドマツの幼木の間を抜け、川原に出て立派な林道を歩くことになります。
ペテカリ山荘まで4.8kmの標識がありました。
最後にペテカリ橋を渡ると15分で山荘に着きます。
山荘はいつ建て直されたのか、きれいな立派な山荘でしたが10名ほど先客がいたので、私たちはテント泊としました。
山荘の周りにはシカが多く、逃げません。夜中テントの周りでクキュークキュー?と啼いてうるさいほどです。
2020.9.20 ペテカリ山荘 4:50S~ペテカリ岳 10:50~11:10~ペテカリ山荘 16:15
登山口は山荘の横にあります。
砂防ダムを越えると西尾根の取り付きです。
広葉樹林から針葉樹の植林地でジグを切って登って行きます。
ひと汗かくと稜線に出て、1050mのコブです。本来なら左に1839峰やヤオロマップ岳が見えるはずですが、本日はすべてガスの中です。
ここに草刈り機が置いてあり、ここからしばらくは草刈りが行われていましたが、後はほぼ背丈を越えるほどの笹薮です。
ここから1301mのコブまでアップダウンの繰り返しです。
1301mから一度下って最後は標高差500mの登りです。
いい加減登りに疲れたころハイマツ帯が現れます。
ハイマツ帯が現れると頂上は近いです。頂上はやや広く、カール側に1張テントが張れるスペースがあります。
ガスの中で展望が利かないので小休止後、下山。
下りの途中からガスが薄らいできました。振り返ってペテカリ岳を仰ぎ見ます。
1301mのコブから1050mのコブの間で少し写真を撮ることができました。
下りの藪漕ぎも疲れます。登り下りにそれほど時間差の尾根でした。
2020.9.21 ペテカリ山荘 6:20S~駐車スペース下山 10:00
本日は朝から快晴です。ゆっくり起きて来た道を帰ります。
川原に遊んでいる鹿は逃げません。
帰りも沢シューズが役に立ちました。時期にもよると思いますが、気にしないで渡渉できます。
蛇足ですが、元浦川からのこの林道は長い。断崖絶壁になっている個所もある。土砂が崩れているところもあり
車の運転には注意が必要でした。
以前は静内から入りました。現在は通行止めになっていますが、早く開通してくれることを望みます。
こちらの林道のほうが安全だと思われます。