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風野真知雄: 黒牛と妖怪

20200917082159江戸が東京と改まった明治の世。

幕府の崩壊で23年間の幽囚の身を解かれ、

文明開化のすすむ東京に舞いもどった男がいた。

かつて幕府の要人として江戸市民から「妖怪」と恐れられた洋風嫌いのその老人が、

密かにたくらんだ奇想天外な一件とは-----------。

2009年5月14日 第1刷発行
2009年6月11日 第2刷発行

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