Home> ブックレビュー > 司馬遼太郎: 翔ぶが如く(四)

司馬遼太郎: 翔ぶが如く(四)

20190625082308

西郷に続いて官を辞した、もとの司法卿・江藤新平が、

明治七年、突如佐賀で叛旗をひるがえした。

この乱に素早く対処した大久保は首謀者の江藤を梟首に処すという実に苛酷な措置で決着をつける。

これは、政府に背を向けて、隠然たる勢力を養い、独立国の様相を呈し始めている薩摩への、

警告、あるいは挑戦であったであろうか。

 

2002年3月10日 新装版第1刷
2012年11月5日 第14刷

Index of all entries

Home> ブックレビュー > 司馬遼太郎: 翔ぶが如く(四)

カテゴリ
アーカイブ
購読
Powerd By

Return to page top