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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(一)

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明治維新とともに出発した新しい政府は、内外に深刻な問題を抱え絶えず分裂の危機を孕んでいた。

明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発した。

西郷隆盛が主唱した「征韓論」は、国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく。

征韓論から、西南戦争の週末まで新生日本を根底からゆさぶった、激動の時代を描く。

 

2002年2月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第19刷

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