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火坂雅志: 霧隠才蔵(上)

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孤高の伊賀忍者・霧隠才蔵。異例の長身にして、伊賀一の術者の才蔵は、

徳川家の秘命を帯び、ある巻物の探索をおこなっていた。

その「愛宕裏百韻」なる巻物には、徳川幕府の根底を覆す秘密が隠されているという----。

だが、豊臣家再興を目論む真田幸村も、同じく甲賀忍者・猿飛佐助に巻物奪取を命じた。

関ヶ原合戦後の天下争いの背後で、秘術を駆使した暗闘が開始された!

 

平成21年3月25日 初版発行
平成27年12月5日 3版発行

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