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杉森久英: 天皇の料理番(下)

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好奇心旺盛な篤蔵は、寸暇を惜しみ熱心に修行を続け、華族会館、そして上野の精養軒で働くことになる。

フランス語も習得し、ついて西洋料理の本場、パリへ。

各国の王室貴族などが集まる一流ホテルで下働きとしてスタートした彼は、

人種や言葉の壁、文化の違いを乗り越えて、一人前の料理人として認められていく------。

大正と昭和の時代、宮内省の主厨長まで登りつめた男の生き様。

 

2015年3月25日 第1刷
2015年4月28日 第2刷

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