日東建設株式会社
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Home> ブックレビュー > 北川哲史: 江戸城案内仕る 上様と大老
幕府の政庁が置かれ、天下の中枢であった江戸城本丸。
広大無比な御殿の中は、縦横無尽に廊下が走り、無数の部屋が用意されていた。
坊主衆はこの中を自由に行き来できるものたちであり、多くの大名はこれを頼りにしている。
中でも坊主衆を束ねる同朋頭・藤田輝阿弥は、職務の特性から機密を得る機会も多く、その威光は幕閣以上とも言えた。
徳川綱吉は、現大老・堀田正俊の力を借りて五代将軍に就任していたが昨今、二人の関係はさめきっていた。
そんな折、正俊と若年寄・稲葉正休が、河川工事発注の件で対立する。
将軍の恨み節を耳にした正休はついに覚悟。名刀・兼房を手に登城する。
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このページは、近藤が2015年9月11日 08:37に書いたブログ記事です。
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