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北沢 秋: 翔る合戦屋

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天文一九年(1550年)夏、武田の信濃への侵攻はますます激しくなっていた。中信濃を舞台に、村上、小笠原、遠藤を中心とした信濃勢と、武田晴信の最後の戦いの火蓋が、ついに切って落とされる。真田幸隆、仁科盛明など名だたる豪将がせめぎ会うなか、石堂一徹は、再び天下という夢に向って動きだす。

2014年3月16日 第1刷発行

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