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夏川草介: 神様のカルテ 1.2.3
- 2014年3月 6日 10:00
- ブックレビュー
栗原一止は信州にある「二四時間、三六五日対応」の病院で働く、悲しむことが苦手な二十九歳の内科医である。職場は常に医師不足、四十時間連続勤務だって珍しくない。
ぐるぐるぐる回る毎日に、母校の信濃大学医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば最先端の医療を学ぶことができる。だが、大学病院では診てもらえない、死を前にした患者のために働く医者でありたい・・・・・。悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。
2011年6月12日 初版第1刷発行
2011年6月22日 第2刷発行
PS:ビックコミックに連載されています。単行本の発行待って一気に読みました。
栗原一止は、夏目漱石を敬愛する信州の内科医だ。「二四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院で連日連夜不眠不休の診療を続けている。四月、東京の大病院から信任の医師・進藤辰也がやってくる。一止と信濃大学の同級生だった進藤は、かつて“医学部の良心”と呼ばれたほどの男である。だが着任後の進藤に、病棟内で信じがたい悪評が立つ。失意する一止をさらなる試練が襲う。副部長先生の突然の発病------この病院で、再び奇蹟は起きるのか? | |
「私、栗原君には失望したのよ。ちょっとフットワークが軽くて、ちょっと内視鏡がうまいだけの、どこにでもいる偽善者タイプの医者じゃない」 2014年2月11日 初版第1刷発行 |
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