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夢枕 獏: 大江戸釣客伝(上)
- 2013年8月 9日 09:28
- ブックレビュー
綱吉治世の元禄時代、釣りに出た絵師・朝湖と俳人・其角は江戸湾で屍体を釣り上げる。竿を持ち、笑みを浮かべながら流れ死んだ男の正体は?一方、旗本・采女は小普請組という閑職がゆえ、釣り三昧の日々を送っている。義父・吉良上野介の計らいで、「生類憐れみの令」を発布した将軍・綱吉の側小姓となるが・・・・。
2013年5月15日 第1刷発行
2013年6月11日 第3刷発行
城勤めを辞したにも拘わらず「釣り船禁止令」のため釣りが出来ない采女は、釣道を極めんとしたという投竿翁の足跡を追う。赤穂浪士討ち入りで敬愛する義父・上野介を失う采女。綱吉の相次ぐ禁令発布に反抗した朝湖は三宅島へ島流しに。
2013年5月15日 第1刷発行
2013年6月21日 第4刷発行
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