夏川草介: 神様のカルテ2
- 2013年4月10日 08:37
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栗原一止は、夏目漱石を敬愛する信州の内科医だ。「二四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院で連日連夜不眠不休の診療を続けている。四月、東京の大病院から信任の医師・進藤辰也がやってくる。一止と信濃大学の同級生だった進藤は、かつて“医学部の良心”と呼ばれたほどの男である。だが着任後の進藤に、病棟内で信じがたい悪評が立つ。失意する一止をさらなる試練が襲う。副部長先生の突然の発病------この病院で、再び奇蹟は起きるのか?
2013年1月9日 初版第1刷発行
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