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加藤 廣: 宮本武蔵(上)(下)
- 2013年1月 8日 10:03
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京の妙心寺に身を寄せていた武蔵の元へ細川家より剣術指南役の話が舞い込んだ。条件は同家の剣術指南、佐々木小次郎との模範試合。若き頃、幾度も小次郎の名を耳にした武蔵は、その対決に心が騒ぐ。一方、背後では幕府の切支丹弾圧の始まりによって窮地に追い込まれた細川藩のある策略が進行していた-----。全く新しい人物像を躍動感溢れる筆致で描いた決定版・武蔵。
平成24年10月1日 発行
仕官が叶わず行き場の無い武蔵は、家康との決戦に備える豊臣勢に加わろうとするも全く相手にされない。さらに、小次郎との決闘で細川家に利用されたことに気づき、己の無力さに、再び愕然とする。そんな折、水野勝成に請われ大坂夏の陣への参加が決まり、念願の武人としての機会を喜ぶが-------。
平成24年10月1日 発行
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