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エサオマントッタベツ岳-エサオマントッタベツ川本流コース

エサオマントッタベツ岳(1902m)-エサオマントッタベツ川本流コース
2012..8.14~16
2012..8.14
 林道ゲート 6:15S~エサオマントッタベツ林道出合 6:30~入渓 6:45~ガケノ沢出合 8:20~823m二股 10:15~937m二股 12:30~北東カール 15:45C1
  エサオマントッタベツ林道出合より歩いて15~20分ぐらい手前にゲートがあり、車はここからは入れない。

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エサオマントッタベツ林道入口

 エサオマントッタベツ川沿い右岸に林道が延びている。まもなく古い登山届けのボックスがあり、今回はここから入渓することにする。この先も林道が延びていて、ガケノ沢出合の少し下流まで快適な道がついている。しかし、美しい函やヘツリを楽しむなら、早めに入渓したほうが面白い。

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 初めての沢なので、よくわかりませんが前日まで雨が降っていたので、通常より水かさが若干多いように思われる。しかし、濁っていないので入渓する。

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 ガケノ沢出合を過ぎると大きな石がただゴロゴロしている変化の無い沢になる。

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 823m出合を過ぎると、エサオマントッタベツ岳方面の展望が開けてくる。よく見ると中空に水流が見える。たぶん300mの滑滝と思われる。

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 937m二股を過ぎると、そろそろ滝の匂いがしてくる。

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 滝が現われる。

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この滝を越すと、いよいよ有名な300mの滑滝が出現する。

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 今日はやはり水量が多いようである。沢幅いっぱいに水が流れていました。

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 標高差は約100m、高度感も結構ある。全般的に左岸に巻き道があった。今回は水量が多いようなので、間違って滑ると大変、巻き道を利用させてもらう。ただし、中流部より上は、沢の真ん中の方が滑らず、歩きやすい。上流部に近づくにつれて、水か゛痛いように冷たい。雪渓が残っているようだ。

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 沢は急に狭くなり、北東カールに吸い込まれてゆく。カールには、やはり雪渓が残っていた。広いテン場は少ない。熊の掘り返しは近くにあるが、本日は熊は居ないようだ。念の為、爆竹を鳴らして寝ることにした。本日のタイムは、あまり参考になりません。バテた人間が一人おり、かなりタイムをロスしています。

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北東カール

2012.8.15
 C1 4:30S~札内岳分岐 8:00~エサオマントッタベツ岳 8:50~札内岳分岐 9:40~C1 10:30~C2 16:00
 正面左側のルンゼが登れそうだったので、リッチの左ルンゼを詰めるが、不正解。岩が脆くて危険。慎重にクライムダウンして、札内分岐中央に突き上げるルンゼに変更する。このルンゼは、ガレ場で石も比較的安定していて、登りやすい。稜線直下は、泥壁になっているので、右のブッシュ帯に逃げると、踏み跡が現われてくる。このルンゼの左のルンゼも登れそうである。

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間違ったルンゼ

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慎重にクライムダウン

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エサオマントッタベツ岳

 稜線からエサオマントッタベツ岳までは、明瞭な道があり、歩きやすい。頂上より南に派生する尾根の1700m付近で大きな茶色の熊を目撃する。熊はこちらの声を聞き、ブッシュに逃げ込んだ。こっちに向かってこられたら、たまったものではない。

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頂上直下

 頂上で幌尻岳をバックに記念撮影。360度の展望である。

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カムイエクウチカウシ山(中央奥)方面

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ピパイロ岳~伏美岳方面

 C1に戻り、下山開始。思っていた通り本日は水量が少なくなっており、滑滝も思っていたより楽に通過することが出来た。

2012.8.16
C2 5:10~林道終点 8:00~下山 9:00
 前日のうちに下山する予定だったが、同じ人間がバテたので、ガケノ沢手前に手ごろなテン場があったので、C2とした。C2の夕食のおかずは、もちろんオショロコマの塩焼きです。

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 15日の夜遅くから又雨が降ってきた。案の定、増水してきている。下山は巻き道を利用させてもらう。巻き道を利用すると、ガケノ沢出合がわかり難い。林道終点に着くと、スコールのような雨になり、川は茶色に濁っていた。  

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 しばらくすると、濁流になっていた。日高の沢は増水が早い。

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