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冲方丁: 天地明察(下)

img-629170715.jpg「この国の老いた暦を斬ってくれぬか」会津藩藩主にして将軍家綱の後見人、保科正之から晴海に告げられた重き言葉。武家と公家、士と農、そして天と地を強靭な絆で結ぶこの改暦事業は、文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。改暦の「総大将」に任じられた晴海だが、ここから想像を絶する苦闘の道が始まることになる------。碁打ちにして暦法家・渋川晴海の20年に亘る奮闘・挫折・喜び、そして恋!!

平成24年5月21日 初版発行

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