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池波正太郎: 真田太平記 (五)秀頼誕生
- 2012年7月 5日 08:28
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肉親を次々と失い朝鮮出兵もうまくゆかず、豊臣秀吉は日に日に生気を失っていく。秀吉歿後をにらんで諸雄は動き始めるが、思いがけず秀頼が誕生したことで天下の行方は混沌となる。いったんは次の天下の主は徳川家康をおいて外にないと確信した真田昌幸であったが、「好きな男」秀吉の世継ぎに己の命運を賭けようとして、徳川方から嫁をもらった長男・信幸との関係が微妙になる。
昭和62年11月25日 発行
平成22年3月5日 54刷
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