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北沢 秋: 奔る合戦屋(上)(下)
- 2012年5月19日 09:37
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天文二年(一五三三年)、若き石堂一徹は、中信濃の豪将・村上義清に仕えていた。秀でた武芸と並外れた戦術で、家中で台頭していく一徹。それに伴い、村上家は中信濃での勢力を磐石なものとしていった。朝日という素晴らしい伴侶を得た一徹は、愛娘にも恵まれ、すべてが順風満帆に見えたが・・・・・。
2012年3月18日 第1刷発行
怒濤の躍進を続ける石堂家だが、新参であるため村上家に古くから仕える譜代の臣に疎んじられるようになる。同じ頃、甲斐の武田信虎は中信濃に侵攻しつつあった。村上と武田の争いが熾烈になるなか、村上義清と石堂一徹の関係は微妙に変化していく。「家臣の才能が主君のそれと比べて釣り合いを逸すると、互いに不幸になるのではないか」
2012年3月18日 第1刷発行
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