Home> ブックレビュー > 加藤 廣: 謎手本忠臣蔵(上)(中)(下)
加藤 廣: 謎手本忠臣蔵(上)(中)(下)
- 2012年2月 7日 10:42
- ブックレビュー
元禄十四年三月十四日、勅使登営の当日。赤穂藩藩主浅野内匠頭が突然、江戸城内松の廊下で高家筆頭吉良上野介に斬りかかった。内匠頭は即日切腹。残されたのは『覚えたるか!』という不可解な一言と事件の謎。なぜ、浅野は吉良に襲いかかったのか。なぜ、勅使の登城は予定より早められたのか。元禄赤穂事件を全く新しい解釈で再現し、その真相に迫る壮大な歴史ミステリ。
平成23年12月1日 発行
刃傷事件の真相を探る大石内蔵助は、内匠頭の正室、瑶泉院から吉良との気になるやり取りを明かされる。折しも着々と進む討ち入りの準備に、江戸にいる暗殺急進派の堀部安兵衛より横槍が入る。一方、堀田将監を通じて、内蔵助らの動向を把握していた柳沢吉保であったが、その情報から極秘裏に進めていた桂一計画と刃傷事件の関連に気づき-----。
平成23年12月1日
ついに明らかになった刃傷事件の真相。赤穂藩、幕府、朝廷を巻き込んだ情報戦争は最終局面へ。運命の討ち入り当日、四十七士の面々と亡き主君のために奔走した大石内蔵助の胸に去来したものとは--------。そして桂一計画を実現させた柳沢吉保が見たものとは------。「忠臣蔵三百年の謎」を解き明かし、日本史上、もとも有名な物語を全く新しい解釈で描きなおした一大巨編ね堂々完結。
平成23年12月1日 発行
- カテゴリ
- アーカイブ
- 購読
- Powerd By