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佐藤雅美: 八州廻り桑山十兵衛
- 2011年9月30日 09:37
- ブックレビュー
関東取締役出役-----関八州の悪党者を取り締まる通称“八州廻り”の桑山十兵衛は男やもめ。事件を追って諸国奔走の日々を送る十兵衛に、江戸でも難題が持ち上がった。そして、発覚した亡き妻の意外な密通相手、愛娘の真の父親とは?各地の情趣を織り交ぜながら、時代小説の醍醐味を堪能させる新捕物帖。
1999年6月10日 第1刷
2007年3月5日 第17刷
お役目とはいえ、今日も〝八州廻り〟の桑山十兵衛は関八州を駆け巡る。尽きることのない悪党、難事件・・・・・・・。剣豪・千葉周作が、初恋の女性が、捕り物の背後で、彼の心を掻き乱し、微妙な影を落とす。 2001年6月10日 第1刷 | |
関東取締出役、通称八州廻りの桑山十兵衛は悪党どもを追いかける毎日だ。そんなある日、昔の大盗賊日本左衛門の二代目らしき盗賊が関東各地を荒らしまわる。十兵衛たちは必死で一味を追跡するも行方は分からず、探索で浮かんできたのは、虚無僧の影、そして老中と繋がる儒者・杉崎劔堂。一連の事件の真相は!? 2003年12月10日 第1刷 |
水戸・徳川家と会津・松平家の間になにやら秘密があるらしい。桑山十兵衛にその秘密を探れとの密命が下った。旅の絵師に扮した十兵衛は会津へ潜入するのだが・・・・・。同時に進展する上総の旧家の出戻り娘・登勢と十兵衛の恋の行方は如何に? 2006年8月10日 第1刷 | |
関東一帯で次々と発生する事件を、時に叡知で、時には豪剣の冴で解決し、悪党どもには「強面」の印象が強い我らが桑山十兵衛も、小石川同心町の自宅に戻れば一介の御家人。ひょんなことから恋女房が実家に戻ってしまい、その上、自身が何者かに襲われてしまう。果たして、十兵衛に安息の日々は訪れないのか・・・・・・・。 2008年4月10日 第1刷 |
祝儀の席の席順をめぐる百姓同士の諍いがついに決闘にまで発展して大騒動になったところへやってきたのは・・・・・・・。表題作を始めとして、関八州の犯罪や揉め事が次々と持ち込まれるだけでなく、家では訳ありの娘八重のまわりに男の影がちらついている。おとこ十兵衛に心休まるひまなし。 2009年10月10日 第1刷 | |
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