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風野真知雄: 妻は、くの一10 濤の彼方
- 2011年9月10日 08:23
- ブックレビュー
星が降るような夜空の下、織江と初めて出逢ったのは、もう2年近くも前のことだった。長崎へと進む船の上で、彦馬は出逢いの時のこと、そして離れ離れの月日のことを想っていた。諸外国を巡るよう静山から任ぜられた彦馬は、一緒に日本を脱出するため、織江を待ち続ける。だか、織江を狙う黒い影もまた、長崎の地へ向っていた。さまざまな想いが行き交う彼の地で、最後の戦いがはじまる-------。
平成23年8月25日 初版発行
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