積丹岳-伊佐内川コース
- 2011年9月27日 08:50
- 山行記録
積丹岳(1255m)
2004.711
入渓 6:00~源頭 12:50~積丹岳 13:30
前夜、積丹岳休憩所に泊る。前年2回計画したが、雨で中止になっている。3時に起きるが、今回も雨が降っていて、小屋で待機する。5時に雨が止んだので、伊佐内川に行くと増水していない。入渓することに決定。入渓するが、樹木が茂って暗い感じの沢で、先が思いやられる。又、積丹の沢は、滑りやすいと聞いていたが、この沢も滑りやすい。
しばらく単調な沢歩きが続く。結構、風倒木が多く、沢を歩きにきたのか木を跨ぎにきたのか、よく分からない。いいかげん嫌気がさしたころ、美しいF1が現われる。
F1
左岸の泥壁を高巻くが、泥で滑って少しいやらしい。420m二股は左の滝がルートである。 再び単調な沢を渓行していると、大きくS字状にカーブし、カーブの終点が550mの二股である。
ここは右股に入る。右股に入ると沢が少し開けてくる。
小規模な滑の後に、幅広の順層の滝が現われる。この滝は何処でも自由に快適に登ることができる。
幅広の滝
ホールドは乾いている。
ここから沢の核心で、小滝や滑滝が連続して出てくる。700m付近の4段の滝が最大の核心。少し切り立っているので、ザイルを出すことにした。慎重の上に慎重に、何も無理することはない。
4段の滝、第1段目
これを越えると、直登可能な滝が続き、一気に高度をかせぐ。あとは水量の多い方を詰めていくと、源頭の美しい草原に出る。今回は少し雪渓が残っていた。
源頭の草原からは、藪漕ぎである。それほど厳しい藪ではなかったが、夏道に出るのに40分かかった。夏道に出るとすぐ頂上である。頂上はガスがかかっていたが、暖かったので甲羅干しをして夏道を下山する。
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