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火坂雅志: 骨董屋征次郎京暦

img-725083346.jpg文明開化の波高く、世の中の価値感がひっくり返った明治初期。五年には日本初となる京都博覧会が開かれたが、並んだものは見るに堪えない贋物ばかりだった。闇の骨董鑑定人・征次郎は長い時を経てきた日本の宝が異国に流れるのをふせぐため、裏取引の市に踏みこむが。

2007年4月13日 第1刷発行

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