藤沢周平: 一茶
- 2010年12月17日 09:06
- ブックレビュー
生涯、二万に及ぶ発句。稀代の俳諧師、小林一茶。その素朴な作風とは裏腹に、貧しさの中をしたたかに生き抜いた男。遺産横領人の汚名を残し、晩年に娶った若妻と荒淫ともいえる夜を過ごした老人でもあった。俳聖か、風狂か、俗事にたけた世間師か。底辺を生きた複雑な貌を描き出す。
2009年4月10日 新装版第1刷
2010年1月25日 第3刷
PS:最後まで読みましたが、もの悲しくて私としては、あまりお勧めではありません。
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