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上田秀人: 神君の遺品 目付鷹垣隼人正裏録(一)(ニ)
- 2010年3月 8日 08:17
- ブックレビュー
五代将軍綱吉自らの推挙で目付役となった鷹垣隼人正暁。ある日、一人の書院番が駿府勤番中の悪行で斬首され、三人の息子も切腹となった。疑念を抱き調べる暁を謎の浪人が襲うが、義兄・五百旗平太郎の剣が撃退する。将軍の座を巡り、黒鍬、伊賀、甲賀の忍びや妖しの僧兵が暗躍。失われた記録はどこに?綱吉の許しを得て探索する暁は、平太郎を伴い駿府へ・・・・・・・。
2009年7月20日 初版1刷発行
久能山東照宮を後にして江戸に戻った目付鷹垣隼人正暁と義兄・五百旗平太郎。登城した暁は、将軍綱吉に神君の書付が無かったことを復命する。遺品は何処に?ふたたび綱吉から厳命を受けた暁を伊賀の忍びが襲うが、平太郎の剣で危難を脱する。その後、二人は神君の廟所がある日光へ赴き、秘事に迫ろうとした。そこへ徳川の闇を護る妖しの僧兵が立ちはだかる。
2010年2月20日 初版1刷発行
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