藤沢周平: ささやく河
- 2010年2月12日 08:40
- ブックレビュー
元は凄腕の岡っ引、今は版木彫りの職人の伊之助。定町回り同心石塚宗平の口説きに負けて、何者かに刺殺された島帰りの男の過去ょ探るはめに。綿密な捜査を進め、二十五年前の三人組押し込み強盗事件に辿り付いた時、彼の前に現われたあまりにも意外な犯人と哀切極まりないその動機-----江戸を流れる河に下町の人々の息づかいを鮮やかに映し出す。
昭和63年9月25日 発行
平成17年10月10日 47刷
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