積雪期の風不死岳
- 2010年2月 3日 14:40
- 山行記録
風不死岳(1102m)
2010.1.31
樽前山登山口 5:50S~ 樽前山七合目ヒュッテ 8:10~風不死岳10:55~七合目ヒュッテ13:00~登山口13:50
風不死岳は皆さんも良くご存知の樽前山の横の山です。前夜モラップの手前の樽前山登山口にテントを張る。
翌日、快晴の中、ヘッドランプを点けて七合目までの閉鎖中の長い道道をスキーで行く。スノーモービルで道が固められているので、ラッセルはなし。
登山口
閉鎖中の道道
七合目までの中間地点
2時間少しで七合目ヒュッテに着く。ヒュッテ前には大きな駐車場と立派なトイレがあるが、今は雪の中である。ヒュッテ手前から風不死岳を目指して、樹林帯に入る。
樽前山七合目ヒュッテ
風不死岳
樹林帯を抜けると、一面の雪原である。雪面はすぐにクラスト状になり、スキーアイゼンを付けることになる。 当然雪崩の心配はない。
スキーアイゼン
樽前山の外輪をトラバースする。目標とするものがないので、吹雪かれたら大変である。本日は、日頃の行いもよく快晴なので、樽前山~風不死岳間の932mピーク直下のコルを目指して進む。
コルから眺めると、あちこちに岩場があり、どこから登ればよいか迷ったのだが、963mの岩峰を目標とした。下山の時に見つけたのだか、この岩峰の横に夏道登山道の小さな標識があった。取り付きの急な尾根を我慢して登り、963mの岩峰の下を左から巻くとなだらかな尾根筋になり、樹林帯に入る。
風不死岳
頂上手前のピーク
頂上手前からは、稜線が狭くなるのでスキーをデポして、ツボで登る。稜線は少し狭く、時々埋まってひっくり返りそうになるので、慎重に進む。記念撮影をして風の無いところまで降り、一息入れることとする。
樽前山
下りはさすがに早いのである。快適とはいえないが、それなりにスキーを楽しんでコルに着く。コルから少し932mよりに登ると1箇所スキーに適した斜面があった。
七合目ヒュッテからは、スキーシールを外して一気に登山口まで滑る。2時間少しかけて登った道を約30分ほどで下ることができた。 ちなみに、これが私が10年来愛用しているスキーです。なぜかスキーなのに、デザイン模様はサーフィンです。
スキーの裏側は、両面テープでシールを張っています。アザラシの皮は高級なので(実は見たことがないのですが)化繊のシールを使っています。翌日の2月1日は、吹雪で、ラッキーな一日でした。
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