Home> 山行記録 > 積雪期の風不死岳

積雪期の風不死岳

風不死岳(1102m)
2010.1.31
樽前山登山口 5:50S~ 樽前山七合目ヒュッテ 8:10~風不死岳10:55~七合目ヒュッテ13:00~登山口13:50
   風不死岳は皆さんも良くご存知の樽前山の横の山です。前夜モラップの手前の樽前山登山口にテントを張る。
 翌日、快晴の中、ヘッドランプを点けて七合目までの閉鎖中の長い道道をスキーで行く。スノーモービルで道が固められているので、ラッセルはなし。 

札幌山岳会 084.jpg
登山口

樽前山道道063.jpg
閉鎖中の道道

札幌山岳会 中間地点064.jpg
七合目までの中間地点

  2時間少しで七合目ヒュッテに着く。ヒュッテ前には大きな駐車場と立派なトイレがあるが、今は雪の中である。ヒュッテ手前から風不死岳を目指して、樹林帯に入る。

七合目ヒュッテ066.jpg
樽前山七合目ヒュッテ

札幌山岳会 風不死岳068.jpg
風不死岳

 樹林帯を抜けると、一面の雪原である。雪面はすぐにクラスト状になり、スキーアイゼンを付けることになる。 当然雪崩の心配はない。

札幌山岳会 082.jpg
スキーアイゼン

 樽前山の外輪をトラバースする。目標とするものがないので、吹雪かれたら大変である。本日は、日頃の行いもよく快晴なので、樽前山~風不死岳間の932mピーク直下のコルを目指して進む。

 クラスト 069.jpg

 コルから眺めると、あちこちに岩場があり、どこから登ればよいか迷ったのだが、963mの岩峰を目標とした。下山の時に見つけたのだか、この岩峰の横に夏道登山道の小さな標識があった。取り付きの急な尾根を我慢して登り、963mの岩峰の下を左から巻くとなだらかな尾根筋になり、樹林帯に入る。

札幌山岳会 尾根070.jpg
 

風不死岳075.jpg
風不死岳

札幌山岳会 072.jpg
頂上手前のピーク

 頂上手前からは、稜線が狭くなるのでスキーをデポして、ツボで登る。稜線は少し狭く、時々埋まってひっくり返りそうになるので、慎重に進む。記念撮影をして風の無いところまで降り、一息入れることとする。

樽前山 074.jpg
樽前山

 下りはさすがに早いのである。快適とはいえないが、それなりにスキーを楽しんでコルに着く。コルから少し932mよりに登ると1箇所スキーに適した斜面があった。

札幌山岳会 078.jpg

 七合目ヒュッテからは、スキーシールを外して一気に登山口まで滑る。2時間少しかけて登った道を約30分ほどで下ることができた。 ちなみに、これが私が10年来愛用しているスキーです。なぜかスキーなのに、デザイン模様はサーフィンです。

札幌山岳会 080.jpg

 スキーの裏側は、両面テープでシールを張っています。アザラシの皮は高級なので(実は見たことがないのですが)化繊のシールを使っています。翌日の2月1日は、吹雪で、ラッキーな一日でした。

札幌山岳会 081.jpg


Index of all entries

Home> 山行記録 > 積雪期の風不死岳

カテゴリ
アーカイブ
購読
Powerd By

Return to page top