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火坂雅志: 覇商の門(上)(下)

img-X31141618.jpg戦国擾乱の世。無一物の若き今井宗久は、虎視眈々と世に出る機会を窺っていた。折しも足利幕府が衰退し、天下盗りの争いも苛烈さを増していた。いち早く火縄銃の威力に着目した宗久は、武将相手の商売で大勝負を打つ。やがて、新進の武将・織田信長の力量を誰よりも先に見抜いた宗久は・・・・・・・・。千利休と並ぶ戦国の茶人にして豪商・今井宗久の、覇商の道!

平成16年1月20日 初版第1刷発行
平成20年7月5日     第3刷発行

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茶の宗匠・武野紹鴎の娘を娶り、商都・堺で揺るぎない地位を築いたはずの今井宗久であったが、天下の情勢が彼に雌伏を命じていた。ひたすら織田信長へ武器弾薬を供給し、富を湯水の如く失っていく。時には自ら兵を従え、士商として戦場へ向かう・・・・・・・。信長に天下を盗らせ、自らも商いで天下を盗った男の、波瀾と野望の生涯を描く歴史巨編。

平成16年1月20日 初版第1刷発行
平成20年7月5日     第3刷発行

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