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藤沢周平-春秋の檻 獄医立花登手控え(一)(二)(三)
- 2009年9月 4日 13:34
- ブックレビュー
江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った------。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。
2002年12月15日 第 1刷発行
2008年 3月27日 第18刷発行
風雪の檻 獄医立花登手控え(二)
登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか------。
登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか------。
2002年12月15日 第1刷発行
2007年12月25日 第17刷発行
愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)
娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける------。家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で事件を解き明かす。
2002年12月15日 第1刷発行
2007年4月2日 第15刷発行
PS:1982年4月14日~9月29日NHKで「獄医立花登手控え」シリーズとして放映されていました。立花登は中井貴一、ちえは宮崎美子でした。
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