藤沢周平: 龍を見た男
- 2009年9月19日 09:24
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天に駆けのぼる龍の火柱のおかげで、見失った方角を知り、あやうく遭難を免れた漁師の因縁。駆落ちに失敗して苦界に沈んだ娘と、幼な馴染で彼女をしたう口がきけない男との心の交流。絶縁しながらも、相手が危難の際には味方となって筋を通す両剣士の意地。その他、市井の人々の仕合せと喜怒哀楽を描いて卓抜な技倆を示す傑作時代小説。
昭和62年9月25日 発行
平成17年11月25日 42刷
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