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司馬遼太郎: 故郷忘れじがたく候
- 2009年3月24日 08:30
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16世紀末、朝鮮の役で薩摩軍により日本へ拉致された数十人の朝鮮の民があった。以来四百年、やみがたい望郷の念を抱きながら異国薩摩の地に生き続けた子孫たちの痛哭の詩「故郷忘れじがたく候」。他、明治初年に少数で奥州に遠征した官軍の悲惨な結末を描く「斬殺」、細川ガラシャの薄幸の生涯「胡蝶に酒」を収録。
2004年10月10日 新装版第1刷
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