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安部公房:第四間氷期

img-X29082010.jpg現在にとって未来とは何か?文明の行きつく先にあられる未来は天国か地獄か?万能の電子頭脳に平凡な中年男の未来に予言させようとしたことに端を発して事態は急転直下、つぎつぎと意外な方向へ展開してゆき、やがて機械は人類の苛酷な未来を語りだすのであった・・・・・・。薔薇色の未来を盲信して現在に安住しているものを痛烈に告発し、衝撃へと投げやる異色のSF長編。

昭和45年11月10日 発行
昭和48年 4月30日 6刷

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