日東建設株式会社
高断熱・高気密の快適空間を創る。快適省エネルギー住宅を目指して、さらに高断熱 新住協のQ=1.0住宅
Home> ブックレビュー > 藤沢周平-闇の穴
わたしを棄てた男が帰ってきた。大江戸の裏店でそっとともした灯を吹き消すような暗い顔。すさんだ瞳が、からんだ糸をひくように、わたしの心を闇の穴へとひきづりこむ-----。ゆらめく女の心を円熟の筆に捉えた表題作。ほかに、殺人現場を目撃したため、恐怖心から失語症にかかってしまった子供を抱えて働く寡婦の薄幸な生を描く「閉ざされた口」等、時代小説短編の絶品七編を収める。
昭和60年 9月25日 発行 平成16年10月15日 35刷
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このページは、近藤が2008年10月29日 08:23に書いたブログ記事です。
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