- 2008-09-25 (木)
- 山行記録
2003.8.15
ピパイロ沢林道終点 6:30S~1000m二股 9:50~1500mエスケープ 12:30~ピパイロ岳 15:45~ピパイロ岳肩 16:45 C1
林道からピパイロ川に橋が架かっており、その少し奥に駐車スペースあり。すぐピパイロ川から分かれる八の沢川を渡渉する。ピパイロ沢左岸には1.5Kmほど林道の跡があり、小雨の中をもくもくと遡行する。両岸には、しばらく前の大雨の跡が3m以上の頭上にあった。730m二股を左、743m二股も左沢をとる。
左股は滑滝、小滝の連続で高度を稼げる。
沢の水量が少なくなるにつれて、巨岩が多くなり、歩きづらくなってきた。
1500mで急傾斜の雪渓が出現し、滑落又は崩壊の危険を感じ、左岸の笹の密生した急斜面を強引に腕力に任せて進む。このような時には、トップが安全。3番手の私の足元は、崩れて岩が露出し、非常に危険であった。なんとか、ダケカンバの小尾根に取り付き、一息入れる。そこからは、途切れ途切れに獣道があり(鹿か熊)、利用させてもらった。
3時間ほど小尾根のブッシュをこぐと、突然、伏美岳への夏道に出た。ガスの中にピパイロ岳の看板が見えたときは、さすがにホッとしました。
ピパイロ岳を越し、若干下がった処にテントがなんとか張れそうな場所があり、C1とする。しかし、雪渓から突然エスケープしたため、水を汲めなかったので、この晩の夕食は水無しとあいなりました。
戸蔦別岳(1959m)
2003.8.16
C1 5:00S~水補給1時間~1967峰 7:00~北戸蔦別岳 9:30~戸蔦別岳 10:30~C2 15:00
C1から少し下がった1830mコルから戸蔦別川側のお花畑を100mほど下降し、水を確保する。以前コイカクシュサツナイ岳で水が無くなった時ほどではないが、それなりにたらふく飲む。
本日は、快晴で計画を実行する為、長い尾根をひたすら歩く。
北戸蔦別岳から戸蔦別岳を往復する。十の沢、C・Bカールとも熊の姿はなかった。
伏美岳(1792m)
2003.8.17
C2 5:45S~ピパイロ岳 6:15~伏美岳 9:00~伏美岳登山口 11:50
私は、テントを出たとたん、ギックリ腰になる。歩かなければ下山できないので、根性で歩く。姿勢を変えないで歩かなければならない。やはり、中高年であった 。
登山道から見る限りでは、ピパイロ川右股沢の上部は谷も浅く、雪渓も残骸があるのみ。稜線近くまで岩溝が刻まれた明るい沢のようで、快適そうだ。しかし、稜線はブレード状の細い岩稜が続き、両サイドともスッパリ切れ落ちている。
1550mのコルには樹木に囲まれた1張り分のテン場があり、水場まで5分との表示があった。
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