- 2008-05-28 (水)
- ブックスレビュー
戦乱の騒乱期に遅れて僻遠の地に生まれたが故に、奥羽の梟雄としての地位にとどまらざるえなかった伊達政宗の生涯を描いた『馬上少年過ぐ』。英国水兵殺害事件にまきこまれた海援隊士の処置をめぐって、あわただしい動きを示す坂本竜馬、幕閣、英国公使らを通して、幕末の時代像の一断面を浮き彫りにした『慶応長崎事件』。ほかに『英雄児』『喧嘩草雲』『重庵の転々』など全7編を収録する。
昭和53年11月27日 発行
平成13年 4月20日 57刷
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