坂口安吾-散る日本
- 2008年4月 5日 08:49
- ブックレビュー
散る日本
生きるとは何か？そして国家とは、戦争とは、好色とは、風流とは、一小説家であると同時に名エッセイストを謳われた坂口安吾が、伝統の断絶のなかに“ふてぶてしい生”を語った卓抜な文学・人生・日本文化論。将棋の名人戦に取材した表題作のほか、「ＦＡＲＣＥに就て」「文学のふるさと」「ラムネ氏のこと」「わが精神の周囲」「戦の文学」など、初期より晩年におよぶ評論19篇を収録。
昭和48年 1月 5日 初版発行
昭和48年 6月30日 5版発行
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