- 2008-04-19 (土)
- ブックスレビュー
幕末の混迷期、なす術を知らない三百諸侯のなかで、自らの才質をたのみ、また世間の期待を集めた「賢侯」たち。かれら土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、伊予宇和島の伊達宗城、備前の鍋島閑叟は「藩主なるがゆえに歴史の風当たりをもっともはげしく受け、それを受けることによって痛烈な喜劇を演じさせられた」
1975年5月25日 第1刷
1999年4月25日 第48刷
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