- 2008-04-05 (土)
- ブックスレビュー
生きるとは何か?そして国家とは、戦争とは、好色とは、風流とは、一小説家であると同時に名エッセイストを謳われた坂口安吾が、伝統の断絶のなかに“ふてぶてしい生”を語った卓抜な文学・人生・日本文化論。将棋の名人戦に取材した表題作のほか、「FARCEに就て」「文学のふるさと」「ラムネ氏のこと」「わが精神の周囲」「戦の文学」など、初期より晩年におよぶ評論19篇を収録。
昭和48年 1月 5日 初版発行
昭和48年 6月30日 5版発行
- Newer: 戸川猪佐武-小説吉田学校
- Older: RIMSKY-KORSSAKOFF: SCHEHERAZADE