- 2008-03-15 (土)
- ブックスレビュー
瀬戸内海に浮かぶ獄門島----南北朝の時代、海賊が基地としていたこの島に、悪夢のような連続殺人が起こった。おなじみ金田一耕助に託された遺言が及ぼす波紋とは?・・・・・・その面白さは三つの殺人にそれぞれ異なった見事なトリックの設定。そのトリックを象徴するに芭蕉の俳句をしつらえ、俳句と殺人の巧みな結びつけは実に圧巻である。
昭和46年10月30日 初版発行
昭和50年 7月30日 13版発行
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Comments:2
- カルゴン(建ソ柿崎) 2008-03-15 (土) 16:56
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横溝正史は学生の頃に好んでく読みました。
あの数々のトリックを生み出す頭脳は凄いと思います。
きっと変人に違いないと思っていました(笑) - 近藤 寛 2008-03-17 (月) 11:08
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実は私も学生の頃に読んだ本です。山に行くと必ず天気が悪い日があり、特に冬山では多いのですが、沈殿(動けなくてテントの中でゴロゴロしていること)対策に横溝正史を持って行きました。