- 2008-02-13 (水)
- 山行記録
十勝幌尻岳 1846m
2008.2.9~2.11
2008.2.9
除雪終点12:50~BC.14:10
最終人家の除雪終点に車を置き、雪の少ない林道をスキ-を滑らす。1時間ほどで幌後橋を渡って左折し、オグリネップ林道を1Kmほど詰めて、ヘアピンカ-ブでBCとする。
BC5:30S~1472m10:10~十勝幌尻岳12:30~1472m13:50~BC15:40
ヘッドランプを点けて出発する。満天の星空である。雪が少なく、笹が出た斜面をスキ-で登り、尾根に取り付く。雪質は悪く、グラニュ-糖のようであり、シ-ルが効きにくい。800m付近でカバノアナタケを発見し、採取する。1224mまでの登りはきつく、苦労する。1224mを過ぎ1472mの手前も、傾斜が少しきつい。結局、1472mまで4時間40分かかってしまう。ここから視界が開け、十勝幌尻岳を見ることができる。
1472mから見る1520mピ-クの登りは、急傾斜のように見えるが、実際その地点に行くとそれほどでもない。1600mまで続く稜線は、一部地図より痩せて雪庇には亀裂が顕著であった。1700m付近でクラストしてくるので、スキ-をデポし、アイゼンをつける。頂上はもう目の前で、先ほどから日高劇場は開演である。
1839m峰~カムイエクウチカウシ山~エサオマントッタベツ岳
無風快晴の十勝幌尻岳頂上で、360度の日高劇場を満喫し、遅めの昼食を摂る。目の前の形の良い札内岳は7年前の夏にピリカペタヌ沢から登っている。そのル-トには雪崩の痕跡が見える。今まで登ったことのある日高の山、まだ登っていない山を確認し、下山する。
2008.1.11
BC7:30~除雪終点8:20
今日も快晴である。恵まれた3日間であった。4年前の正月は、ラッセルの深さと日数不足で1472mで引き返した。今回は天候にも恵まれたが、日程も余裕を持った。そろそろ若いときの登山は無理になってきたことを実感しつつ、次の山行を考えながら車上の人となる。
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Comments:2
- ryogo 2008-02-14 (木) 12:25
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すばらしい風景ですね。
ただ、クラストだのデポだの専門用語ですか?
まったく意味不明です。 - 近藤 2008-03-18 (火) 09:12
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遅くなりすみません。クラストは雪の表面が硬くなってきたこと、デポは一時その場所に物などを置くことです。失礼しました。