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ブックレビュー: 2023年10月アーカイブ
浅田次郎: 天切り松闇がたり 第五巻 ライムライト
- 2023年10月31日 11:16
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チャールズ・チャップリンがやってくる!! 昭和七年五月、日本中が彼の来日に沸く中、安吉一家の耳に驚くべき噂が飛び込んできた。チャップリン暗殺--------。信念を持つこの稀代の芸術家を殺させてなるものか。世間を混乱させることなくテロリストの魔の手を振り払うため、いなせな夜盗たちが東京の街を所狭しと走り回る。
2016年8月25日 第1刷
2020年4月11日 第2刷
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浅田次郎: 天切り松闇物語 第四巻 昭和侠盗伝
- 2023年10月23日 08:42
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時は昭和九年。関東大震災から復興わ遂げ華やかなモダン東京を謳歌したのも束の間、戦争の影が徐々に忍び寄っていた。ついに寅弥が我が子のようにいとおしんできた勲にも召集令状が届く。国の無体に抗おうと松蔵らが挑んだ企みとは?
2008年3月25日 第1刷
2020年8月25日 第12刷
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浅田次郎: 天切り松闇語り 第3巻 初湯千両
- 2023年10月17日 08:19
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「武勇伝なんぞするやつァ、戦をしたうちにへえるものか」二百三高地の激戦を生きのびた男はそうつぶやいた------。シベリア出兵で戦死した兵士の遺族を助ける説教寅の男気を描く表題作「初湯千両」など、華やかな大正ロマンの陰で時代の大きなうねりに翻弄される庶民に味方する、粋でいなせな怪盗たちの物語六篇。誇りと信義に命を賭けた目細の安吉一家の大活躍。
2005年6月25日 第1刷
2021年2月15日 第16刷
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