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ブックレビュー: 2023年6月アーカイブ

浅田次郎: 赤猫異聞

20230612080812時は、明治元年暮。火の手の迫る伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人たち-------博奕打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。牢屋同心の「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員無罪」との言葉を胸に、自由の身となった三人の向う先には---------。

平成27年1月1日 発行

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柳 広司: 風神雷神(下)

20230606080544俵屋を継ぎ妻を娶った宗達は、名門公卿の烏丸光広に依頼され、養源院に唐獅子図・白象図を、相国寺に蔦の細道図屏風を完成させる。法橋の位を与えられ禁中の名品を模写する機会を得ると、古今東西の技法を学ぶ。関屋澪標図屏風、舞楽図屏風、そして風神雷神図屏風-------謎の絵師が遺した傑作の舞台裏を描く。

2021年3月12日 第1刷発行

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