- Posted by: 近藤
- 2022年5月17日 08:33
- ブックレビュー
徳川家康のめぐらす謀りごとを実現すべく働き抜いた山口新五郎は、江戸開府後、六十歳を過ぎて初めて女体に接した。そして二度も十代の嫁を娶ることになる。この男の生涯を描いた「黒幕」。夫の仇と襲った相手が従容として、己の左腕を切り落とさせる姿に心を打たれ、その男の妻となる戦国の女を描いた「猛婦」。
平成3年6月25日 発行
令和2年12月5日 50刷
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