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ブックレビュー: 2021年4月アーカイブ
ヘミングウェイ: 誰がために鐘は鳴る(下)
- 2021年4月19日 08:29
- ブックレビュー
マリアとの愛とゲリラ隊の面々への理解を深めていくジョーダンは、
華やかで享楽的なマドリードにマリアを伴う未来を夢想する。
だが、仲間のゲリラ隊がファシスト側との凄絶な戦いを経て全滅し、戦況は悪化。
ジョーダンは果たして橋梁爆破の任務を遂行できるのか------------。
平成30年3月1日 発行
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池波正太郎: 蝶の戦記(下)
- 2021年4月12日 08:28
- ブックレビュー
織田信長、浅井長政らの屋敷に侍して、機をうかがう於蝶の、六年前、
どことなく少女めいた硬いくらみに引き締まっていた肉体は、どこも成熟しつくしている。
(大好きな上杉謙信公のために------)常任ばなれした女忍者の秘めた女心と香りたつ生命が、
戦場に魅惑的な光をなげかける。
2001年12月10日 新装版第1刷
2019年10月5日 第19刷
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山本一力: 粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控え
- 2021年4月 5日 08:22
- ブックレビュー
大不況下でも図抜けた身代を誇る札差のドン・伊勢屋を陥れようと、
悪い噂を江戸中に流しているのは果たして誰なのか。
仕掛けられた罠、謎、そして伊勢屋の豪快な意趣返し。
極上の茶の香りにのせ茶室で展開される商人たちのかけひきに喜八郎はどう動くのか。
2011年 8月10日 第1刷
2013年11月15日 第4刷
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