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ブックレビュー: 2020年6月アーカイブ
佐藤雅美: 啓順純情旅
- 2020年6月24日 08:48
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息子殺しの嫌疑で火消し頭の聖天松から追っ手をかけられる医師崩れの啓順は、伊勢の縄張り争い最中、かつて救ったおきよが会いたがっていると聞いた。縄張りも捨て助っ人として向かった伊豆でおきよと再会し、互いの気持ちを確かめ合ったのも束の間、またも別れる運命に。
2007年9月14日 第1刷発行
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佐藤雅美: 啓順地獄旅
- 2020年6月19日 08:40
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無罪の罪を着せられ、啓順は江戸の火消しの顔役・聖天松に命を狙われる。奥医者をつとめる師匠からは、京にある秘典『医心方』を探るよう命じられた。しかし漢方医としての一流の腕ゆえに、啓順は旅の途中で病人にかかずらわっては聖天松に居場所を知られてしまう。
2006年11月15日 第1刷発行
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津本 陽: 開国
- 2020年6月16日 09:01
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弾丸に晒しを巻かなければ使えぬ大砲---------。異国船の襲来に備え、江戸湾防備を命じられた武州忍藩主・松平忠国は衝撃の事実に戦いた。永らくの泰平が招いた失態とはいえ、これでは夷を追い払えない。日本には未来があるのか。幕政の再建に奔走する忠国をはじめ、未曽有の国難に立ち向かう吉田松陰、佐久間象山らの奮闘を描く。
平成19年12月10日 初版発行
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佐藤雅美: 啓順凶状旅
- 2020年6月11日 08:47
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江戸の町医者の内弟子だった啓順は、師匠にたてつき破門。博奕場に出入りするようになったころ、浄瑠璃語りの娘と男が殺される。殺された男の父親、江戸の顔役・聖天松と悶着があった啓順に殺しの疑いがかかってしまう。聖天松の追ってから逃れつつ、疑いを晴らすべく、真犯人を捜す。
2003年12月15日 第1刷発行
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津本 陽: 夢のまた夢(五)
- 2020年6月 4日 08:42
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北京首都とする大帝国建設の野望。秀吉の目論見をよそに、唐攻めの戦果はなかなか挙がらなかった。折しも、、鶴松を失った秀吉に再び嫡子誕生の報が届く。わが子を溺愛する秀吉は、われ亡き後の政権に異常なまでに執着し、一時は後継とした甥・関白秀次に死罪を申しつける--------。
平成25年2月10日 初版発行
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