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ブックレビュー: 2019年3月アーカイブ
司馬遼太郎: 竜馬がゆく(四)
- 2019年3月30日 08:38
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志士たちで船体を操り、大いに交易をやり、時いたらば倒幕のための海軍にする-------
竜馬の志士活動の発想は奇異であり、ホラ吹きといわれた。
世の中はそんな竜馬の迂遠さを嘲うように騒然としている。
反動の時代------長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権も瓦解した。
が、竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れたのであった。
1998年9月10日 新装版第1刷
2018念3月25日 第29刷
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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(一)
- 2019年3月25日 08:37
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明治維新とともに出発した新しい政府は、内外に深刻な問題を抱え絶えず分裂の危機を孕んでいた。
明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発した。
西郷隆盛が主唱した「征韓論」は、国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく。
征韓論から、西南戦争の週末まで新生日本を根底からゆさぶった、激動の時代を描く。
2002年2月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第19刷
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司馬遼太郎: 竜馬がゆく(三)
- 2019年3月 4日 08:30
- ブックレビュー
浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。
勝との触れ合いによって、かれはどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩み始めた。
生麦事件など攘夷熱の高まる中で、竜馬は逆に日本は開国して、
海外と交易しなければならない、とひそかに考える。
そのためにこそ幕府を倒さなければならないのだ、とも。
1998年9月10日 新装版第1刷
2018念11月5日 第30刷
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